義父の脳出血から1週間
8月18日の義父の脳出血、救急搬送から1週間が経ちました。
入院から2、3日はかなりひどい様子。
肺炎も合併し、ダメかな?と、思いましたが、現在は、寝たきり、起きてはいるが、片麻痺、喋れない、口から栄養が摂れずに鼻の管から栄養を入れている状態。
入院当初、家族みんながもう長くないだろうと、心配や諦めもあった。
しかし、一昨日からそんな病状でありながら、一般病棟へ。
??わからん。
命の繋ぎ止めはしたものの、完全な寝たきり老人と化したかも。
こうなると、逆に家族は違う不安を持ち始める。
そう、介護である。
生死の境を心配し、生きれば元の生活に戻れる。死ねば、居なくなる。
介護はそのどちらでもない
周りの人間は拘束される。
いつ解放されるかわからない拘束。
義母は、もうじき70歳になるが、驚くほど若く活発だ。
義父は昔ながらの亭主関白。頑固者。
これまで、義母が友達と出かけるのも気に入らない。
それでいて、義父は体力がなく、体は貧弱。
夫婦でどこかへ旅行はなんて事も、ほとんどなかった。
今回の入院で、もしかしたら義父はもうダメかも?という話の中で、義母はどこかサバサバしているようにも見えた。
長く寄り添った夫婦でも、もちろん面倒くささや、不満はあっただろう。
死んでしまう寂しさの裏側にどこか、解放された雰囲気も醸している。
しかし、介護という言葉がチラついた今、心中穏やかではないだろう。
今まで以上に面倒くさいことになる。
現在、妻と妻の妹で施設を探している。
今後、義父は普通の老人として、復帰出来るのだろうか?
75歳。元気な老人は多いが、一度脳出血をすると、余命は短いとも聞く。
自分の老後不安を感じている最中、まさか、義父や、義母の老後不安が重なるとは…。
ましてや、僕にも両親がいる。
まだまだ、僕の不安は取り除かれない。