四元豚
四元豚と呼ばれる豚肉
ご存知ですか?
4種類の豚肉の良い部分だけを掛け合わせて作り上げられた
豚肉です
たまに聞きませんか?黒豚はバークシャー種だとか・・・
そういった豚に品種を4つ掛け合わせておいしい豚肉の品種を作り上げるのです
最近では最も耳にする三元豚。。
そうです、三元豚は3種の豚肉で掛け合わせ
ですから
四元豚は更に1種増やしたものです
トンカツに使用する部位は、主にロースの部分です
日本が輸入する豚肉(チルド品のロース肉は特に)の原産国は、主にアメリカ、カナダ、メキシコの順でしょうか
今は、高級志向=国産品という、イメージがあるのですが
僕は、そうとは思いません
なぜなら、国産品より、一度も凍らせることなく海外からチルドで輸入されるロース肉は、ブロックのまま、真空パック状態で船で約3週間程度熟成されながら、日本に到着するのです
熟成(時間がかけられている)された豚肉は、うまみが増し、柔らかいのです
逆に国産品は、チルド真空パックされないままの流通でしたら賞味期限は約7日・・・
熟成されないまま、流通消費されるケースが多いです
特にトンカツなどを作るのであれば、なおさら輸入品の方がよいです
輸入品のロースは脂身もきれいに除去されておりますが、国産は非常に脂身が多く、残骨も多いです
近くのスーパーへ行った際は、たぶん
国産品とアメリカ産(又はカナダ産表示)で分けて、価格帯も別で販売されています
価格(100gあたり)と、肉の品質(脂身の量)を比べてみてください
また、四元豚と表示されていない限り、ほぼ三元豚です(日本にある豚肉は、表示されていなくても三元豚ですので)
そして、本題に戻りますが、
この四元豚。アメリカ産ですが、これの良さは何といっても、
柔らさかと旨みです
まさに、トンカツの為に作られた豚じゃないでしょうか??(言い過ぎではないと思います)
で、先ほども書いた通り、なかなか四元豚はスーパーで買えないので、購入はネットですね
こちらから買えます
この四元豚ロースポーションカットを使用して、トンカツを作ってみました
このロースは100gですのでボリュームもあります。
そして、揚げ方も少し、こだわりたいですね
おいしい揚げ方のコツは 2度揚げです
170度の油で1分45秒揚げる→油から取り出し1分45秒休ませる
そして、更に1分45秒揚げる→5分以上放置してからカットします
(余熱で最終的に完全火を入れる感じです)
よく、揚げていて、トンカツが浮いて来たらOKなんて聞きますけど、これは
結果的に揚がりすぎになります。
浮いてくる直前が良いのです
揚げたてアツアツのトンカツは、おいしいですよね
アメリカ産の四元豚を使って
ご家庭でも、本格的なトンカツが作れます!!
このサイトから買えますが、一つ注意点
解凍方法は、冷蔵庫か流水と書いてありますが、絶対に冷蔵庫解凍がおすすめ
流水は、結果的に肉が水の温度で暖まり、肉のうまみである「ドリップ」が流れ出てしまいます※よく言われる肉から水が出るって言われますよね?ほら、トレーにたまるやつです
このドリップが出ちゃうと、せっかくのうまみがなくなるので、冷蔵庫で解凍してください
家庭用の冷蔵庫はおそらく
5℃から10℃くらいなので前日の夜、冷蔵へ移し
翌日の晩にトンカツを作るイメージですね
では、
おいしいトンカツを作ってみてください!!